・海水魚の白点病治療・

2011年1月31日

魚を飼育していて一番なりやすい病気は白点病です。

淡水魚の治療は市販の薬も多く治療しやすいです。

淡水魚と海水魚の白点病の原因の寄生虫は種類が違います。

今回は、海水魚の白点病の治療について。

海水魚の白点病治療には、一般的に硫酸銅を使います。

硫酸銅は劇薬で薬局に行っても使用目的や印鑑がいり工業薬局

じゃないと買えません。

硫酸銅を水で溶かし銅イオンの状態が魚から離れた白点虫に効きます。

銅イオンの状態で長時間は無理ですし、魚から離れた時しか効きません。

これでは、とても難しいです。

硫酸銅以外の治療を出来ないかと・・・

白点虫のサイクルや白点虫の生態を考えてみました。

およそ24時間サイクルで魚にくっ付いたり離れたりしています。

水温が高いとサイクルが速くなります。

白点虫は寄生虫で無脊椎動物です。

以上をふまえて実験をしてみました。

① グリーンFゴールド 規定量の半分

② ハイートロピカル 規定量の半分

③ グリーンFゴールド + ハイートロピカル 規定量の3分の1づつ

バケツにエアーレーションとヒーターという簡単な物です。

比重は低めの1.019 水温は26度

比重を低めにすると無脊椎動物にはダメージがあります。

温度は高くすると酸欠や水の腐敗につながります。

魚に余分な負担は避けたほうがいいですね。

9時と21時に水換えをしました。

餌は水換えをする少し前に与えます。

水換えの際はすべてバケツやヒーターをしっかり洗います。

ろ過を入れない理由は、ろ過細菌も薬で死滅しますし、

白点虫を溜め込む事になるだけです。

サイクルは24時間ですが、サイクルのずれた白点虫がいますので

1日2回の水換えをします。

魚はハタタテダイとナンヨウハギの幼魚です。

結果

①は3日で回復 餌は少し食べる 呼吸は荒め

②は5日で回復 餌はよく食べる 呼吸は落ち着いている

③は1日でほぼ回復 餌は少し食べる 呼吸は少し荒い

実験結果はグリーンFゴールドとハイートロピカルの併用でした。

治療後の餌食いの回復等でも併用が一番だと思います。

薬品に弱い魚や軽度の白点病にはハイートロピカルのみで気長に治療がよさそうです。

水換えで白点虫を出して他の病気にならない為や魚移動の際の

スレの消毒としてハイートロピカルを使うイメージです。

この他、重度の白点病も併用で完治しました。

魚に体力があればですが・・・

注意

これはあくまでも、個人的な見解です。

自己責任で行って下さいね~!

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